オオバキスミレ (スミレ科スミレ属)【大葉黄菫】
(Viola brevistipulata)

2022/04/24 新潟県十日町市
日本の黄色いスミレは基本的に北方系で、これもそういった種類ですが、寒冷地でもむしろ豪雪地に特化したスミレです。
名前の通りとても大きな葉で、早春に見る普通のスミレとだいぶイメージが違いますね。
丘陵地の雪解け後の崖や土手、山地の沢沿いなどの湿ったようなところに咲きます。
北陸や東北の日本海側豪雪地の里山から山間地から亜高山帯にかけ多く生育しています。
同分布域エリアでも亜高山帯のタイプは変種の「ミヤマキスミレ」として分ける場合があります。
また他にも「ナエバキスミレ」や「ダイセンキスミレ」などいくつかの地域変種やバリエーションがあります。

2022/04/24 新潟県十日町市

2022/04/24 新潟県十日町市

2022/04/21 長岡市

雪解けの崖にカタクリとともに 2022/04/24 新潟県十日町市

オオバキスミレとナガハシスミレ 2022/04/24 新潟県十日町市
上高地あたりが、自生地分布の南限とされるようです。

上高地あたりが、自生地分布の南限とされるようです。 2024/05/18 上高地(一ノ俣)

上高地あたりが、自生地分布の南限とされるようです。 2024/05/18 上高地(一ノ俣)

2021/06/12 白馬五竜高山植物園

2021/06/12 白馬五竜高山植物園

2021/06/12 白馬五竜高山植物園

2022/04/24 新潟県十日町市

崩壊斜面に群生 2022/04/24 新潟県十日町市
【Youtube 山川草木図譜チャンネル】