オンタデ (タデ科オンタデ属)【御蓼】
(Aconogonon weyrichii var. alpinum)
イタドリの仲間の高山植物で、他の植物の生えない不毛な砂礫地に群落をつくります。
保水力もない地面に生えるため、根は地中深く2m以上深くまで伸びるそうです。
雌雄異株ということで、雌花のみ赤い実をつけます。
赤いのは実で、本当の花は黄白色の細かい星形の花です。
「オンタデ」の名は、御嶽山で発見されたことから来ているそうな。
「ウラジロタデ」の変種で、生育地が山域によって分かれているようです。