アナグマ (イタチ科アナグマ属)【穴熊】
(Meles anakuma) ニホンアナグマ
「タヌキ」とよく混同され昔は「ムジナ」と呼ばれてきました。
さらには最近は「アライグマ」と混同する場合もあるようです。
習性や食性がタヌキによく似ているせいでしょうが、アナグマはイタチ科、タヌキはイヌ科で、科のレベルから全く違う動物です。
アナグマはタヌキより面長で、耳が丸く小さく、目の周りの黒っぽい模様が縦長です。
また、タヌキは尻尾の先端の毛が黒くなっています。
巣穴を掘るため、長く鋭い爪をもっています。
タヌキが市街地にも住み着くのに比べ、アナグマの方が自然度の高いところに住んでいることが多いようです。