ミチノクエンゴサク

ミチノクエンゴサク (ケシ科キケマン属)【陸奥延胡索】
Corydalis capillipes) 別名:ヒメヤマエンゴサク

ミチノクエンゴサク

2024/04/10 長岡市

「スプリング・エフェメラル」のひとつで、「ヤマエンゴサク」や「オトメエンゴサク」に似た仲間ですが、はるかに小型の種類です。

花の形はヤマエンゴサクなどと同様ですが、より繊細な感じで大きさも2/3から半分くらいです。

花色は淡い青紫から赤紫で、距のほうはほぼ白色となります。

葉の形に変異が多く、細長く尖ったものから幅広い楕円まで様々で、葉の形だけでは判別が難しいようです。

また、ヤマエンゴサクやジロボウエンゴサクを見分ける手段となる、苞葉の形も変異が多いようです。

図鑑には欠刻があると記載されているものが多いようですが、ジロボウエンゴサクのような全縁のものもあります。

本州の東北地方から北陸、中部にかけての多雪地帯の低山に分布し、林内の湿った半日陰のようなところに生育します。

ミチノクエンゴサク

2024/04/11 弥彦山

ミチノクエンゴサク

2024/04/11 弥彦山

ミチノクエンゴサク

2024/04/10 長岡市


【Youtube 山川草木図譜チャンネル】

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