カタバミ

カタバミ (カタバミ科カタバミ属)【片喰】
Oxalis corniculata

カタバミ

2024/04/13 東村山市

昔から日本中どこにでもある、ありふれた雑草ですが、最近では都市部などでは帰化種の「オッタチカタバミ」に押され気味な感じです。

道端や畑の縁など乾燥した場所に多く、赤紫色の品種「アカカタバミ」はさらに乾燥した環境に適応しているようです。

葉や茎に粗い毛が多く、茎はよく分岐しますが地面を這うように伸び花茎は立ち上がります。

葉柄の基部に小さな托葉があります。

5弁の黄色い花は日向では盛んに開きますが、日陰や雨天ではしぼんでしまい、花も葉も就眠運動を行ないます。

上向きのロケットのような果実は、熟すと種子を弾き飛ばします。

「ヤマトシジミ」の幼虫の食草となっています。

カタバミ

2024/04/13 東村山市

カタバミ

2024/04/13 東村山市


【Youtube 山川草木図譜チャンネル】

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