ミツバオウレン (キンポウゲ科オウレン属)【三葉黄蓮】
(Coptis trifolia)
亜高山の湿った林下や湿気のある高山草地に咲く北方系の植物で、白い花が目立ちます。
薄い白い花びらは花弁ではなく萼片だそうです。
本当の花弁は黄色の部分で、蜜腺と化しています。
オウレンの仲間は代表的な「セリバオウレン」をはじめとして、どれも皆似た花の姿ですが、
ミツバオウレンは「バイカオウレン」の花によく似ています。
その名の通り、小さな三つ葉が特徴的で、ギザギザの鋸歯のある光沢のある小葉が3枚でセットになっています。
バイカオウレンの場合は5枚セットになります。
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