サザンカ (ツバキ科ツバキ属)【山茶花】
(学名: Camellia sasanqua)
「ツバキ」と並んで、冬の風景を彩る花ですが、元来熱帯系の樹で、野生では山口県や四国以南の分布であり、日本はツバキ科の分布北限のようです。
ツバキと比べると花弁も雄しべも開いて咲き、散るときは花弁がばらばらに散ります。
花弁がツバキよりもしわっぽくよれた感じになるのも、大きく開ききって散るせいでしょうか。
サザンカとツバキの交雑種とされる「カンツバキ」は、ほとんどサザンカと同様でほぼ見分けがつきません。