フナバラソウ （キョウチクトウ科カモメヅル属）【舟腹草】
（Vincetoxicum atratum）
2023/05/09 瑞穂耕心館（植栽）
ほぼ日本全国に分布しますが、ほとんどの所で絶滅危惧指定となっています。
里山や山地の草原に生育しますが、生育適地の茅場や棚田など人手が適度に入った草地の減少によって稀なものになっています。
「コバノカモメヅル」などと同属で似た花ですが蔓性ではなく一本で分岐せず直立します。
また、「タチガシワ」に似ていますが茎先ではなく対生の葉腋に数段の花序をつけます。
花冠は濃褐紫色で内側は無毛、外側には微毛が生えています。
楕円形の副花冠があり、花冠と同色で蕊柱とほぼ同長です。
環境省カテゴリ：絶滅危惧Ⅱ類（VU)
2023/05/09 瑞穂耕心館（植栽）
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