3月 アリアケスミレ アリアケスミレ(スミレ科スミレ属)【有明菫】 (Viola betonicifolia var. albescens) いわゆる「スミレ」に似た、無茎種のスミレで、花が白~うす紫です。 白地に紫条がくっきりと入るパターンが多いようです。 葉... 2023.02.03 3月野山の植物春4月すみれスミレ科
6月 ツボスミレ(ニョイスミレ) ツボスミレ (ニョイスミレ) (スミレ科スミレ属)【坪菫】【如意菫】 (Viola verecunda) 田んぼまわりや雑木林縁などの人里に多く、湿った地面に生育するポピュラーな小柄なスミレ。 小さな白い花に紫の筋が入り、なかなか綺麗だが小... 2023.01.16 6月春3月野山の植物4月5月すみれスミレ科
9月 キバナアキギリ キバナアキギリ (シソ科アキギリ属)【黄花秋桐】 (Salvia nipponica) 別名:コトジソウ 学名「Salvia nipponica」で、まさにその名も「日本のサルビア」です。 シソ科の典型的なワニグチのようなかたちに、蛇の舌の... 2024.10.29 9月野山の植物10月夏8月秋シソ科
9月 キバナノツキヌキホトトギス キバナノツキヌキホトトギス (ユリ科ホトトギス属)【黄花突抜杜鵑草】 (Tricyrtis perfoliata) 長い名前ですが、漢字で書くと「黄花の突抜杜鵑草」。 「突抜き」というのは、茎が葉を突き抜いている形態を指しています。 谷沿い... 2024.10.27 9月野山の植物10月秋ホトトギスユリ科
9月 キツネノマゴ キツネノマゴ (キツネノマゴ科キツネノマゴ属)【狐の孫】 (Justicia procumbens) 何処にでもある雑草ではありますが、街中というより自然の豊かなところに多い、よく見ると可憐な花です。 あまりに小さいので個々の花をよく見る機... 2024.09.22 9月野山の植物10月夏8月11月秋キツネノマゴ科
9月 クコ クコ (ナス科)【枸杞】 (学名:Lycium chinense) クコ(枸杞)の花。 控えめな色彩で渋いですね。 中国原産で、実は中華デザートなどでおなじみ。 木は長い枝がよく茂り繁殖力も強いようで、外来帰化植物として分布を広げているそう... 2016.09.28 9月10月秋街での植物園芸植物帰化植物樹木ナス科
野山の植物 ニシキタケ ニシキタケ(ベニタケ科) シラビソなどの苔むした針葉樹林の林床。 北沢峠 標高約2000m ニシキタケで合っていれば食用。 2016.07.04 野山の植物8月キノコ菌類(キノコ)
野山の植物 ウスタケ ウスタケ(ラッパタケ科) ひと目見たら忘れない特徴的なキノコ。 針葉樹林の中の平地に生えていました。 軽い毒性あり。 (北沢峠 標高約2000m) 2016.07.04 野山の植物8月キノコ菌類(キノコ)
9月 ホタルガ ホタルガ (マダラガ科)【蛍蛾】 (学名:Pidorus glaucopis) 昼間飛び回る蛾で、なかなかお洒落な出で立ちです。 黒ベースに赤い頭で、ホタルに似ているので「蛍蛾」という名前ですが、実際にホタルへの擬態であるという説があります... 2016.07.03 9月蝶類
9月 クサギ クサギ (シソ科クサギ属)【臭木】 (Clerodendrum trichotomum) 葉をちぎって揉むと独特の臭さがあるという名称ですが、「テイカカズラ」にもちょっと似た、厚手の花が特徴的で、花はすばらしい芳香を放ちます。 実は赤黒の独... 2023.10.09 9月野山の植物10月夏7月11月8月樹木シソ科
野山の植物 ヤブマメ ヤブマメ (マメ科ヤブマメ属)【藪豆】 (Amphicarpaea edgeworthii) その名の通りヤブの中につるを伸ばし、ところどころに花をつけています。 地味な存在ながら、他のハギ類などと全く違う美しい青紫の色調は、慣れれば一目で... 2024.11.14 野山の植物9月10月秋マメ科
6月 ヒメウラナミジャノメ ヒメウラナミジャノメ (タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)【姫裏波蛇目】 (Ypthima argus) 里山の水田まわりや、河原などにポピュラーな蝶。 地味ながら、羽裏の波模様が細かく綺麗です。 野菊にさかんにやってきています。 主な食草... 2023.09.08 6月9月タテハチョウ科5月蝶類
9月 ヤマジノホトトギス ヤマジノホトトギス (ユリ科ホトトギス属)【山路の杜鵑草】 (Tricyrtis affinis) カラー配置の点と造形の点で、一番整って綺麗なホトトギス類と個人的には思っている種類。 花びらは白色ベースで水平に開き、花柱は黄色で先端にだけ... 2023.01.15 9月野山の植物夏秋8月ホトトギス園芸植物ユリ科
9月 ホトトギス ホトトギス (ユリ科ホトトギス属)【杜鵑草】(Tricyrtis hirta) ホトトギス属を代表する標準名の「ホトトギス」で、鳥のホトトギスの斑点柄に似ているというところからの命名だそうです。 普通は白地の花びらにも花柱にも紫色の斑点をたくさん散りばめた花となりますが、斑点の度合いは変異が多いようです。 2023.09.17 9月野山の植物10月秋園芸植物ホトトギスユリ科
野山の植物 タマガワホトトギス (ユリ科ホトトギス属)【玉川杜鵑草】(Tricyrtis latifolia)黄花のホトトギスで、普通のホトトギスより早い時期に咲きます。また、ホトトギスの中ではわりあい北方系で冷涼な山中に生育しています。 「タマガワ」は「多摩川」などではなく、古くからの山吹の名所である京都の地名 2023.01.14 野山の植物7月山岳の植物夏8月ホトトギスユリ科
野山の植物 ヤマホトトギス ヤマホトトギス (ユリ科ホトトギス属)【山杜鵑草】 (Tricyrtis macropoda) 「ヤマジノホトトギス」とそっくりですが、花弁が下に反り返るのが特徴です。 そのせいもあってか、花全体が細長い感じがします。 また、花序が茎の頂部... 2024.10.13 野山の植物9月7月夏秋8月ホトトギスユリ科
野山の植物 タイワンホトトギス タイワンホトトギス (ユリ科ホトトギス属)【台湾杜鵑草】 (Tricyrtis formosana) 台湾原産で、これはもちろん、園芸用に植えられたものです。 独特の青紫を帯びた色合いが熱帯的な妖しさを醸し出してますね。 日本産の他の種類に... 2023.12.09 野山の植物9月10月夏秋8月園芸植物ホトトギス帰化植物ユリ科
野山の植物 ウマノアシガタ(キンポウゲ) ウマノアシガタ(キンポウゲ)(キンポウゲ科キンポウゲ属) (Ranunculus japonicus) 長い間、「キンポウゲ」という花がキンポウゲ類のスタンダードで、「ウマノアシガタ」はその脇役の一種かと思っていたら、実はほぼ反対で、「ウマ... 2024.05.08 野山の植物6月9月夏5月キンポウゲ科
9月 ナガエコミカンソウ ナガエコミカンソウ (ミカンソウ科コミカンソウ属)【長柄小蜜柑草】 (Phyllanthus tenellus) 別名:ブラジルコミカンソウ 日本の「コミカンソウ」の仲間ですが、インド洋地方原産の帰化植物です。 コミカンソウよりも葉が丸く、... 2023.09.17 9月夏11月街での植物帰化植物コミカンソウ科
9月 アキノノゲシ アキノノゲシ (キク科アキノノゲシ属)【秋の野芥子】 (Lactuca indica) 秋の野菊的なものは晩夏から晩秋までいろいろありますが、この花は純白でもなく黄色でもなく、淡く目立たない淡黄色でいい感じです。 花も大きすぎず小さすぎず、... 2023.10.22 9月野山の植物10月秋野菊キク科
9月 ヤマハギ ヤマハギ (マメ科ハギ属)【山萩】 (Lespedeza bicolor) 全国の野山に普通にある植物ですが、しかし「ハギ類」は種類も多くどれも似たようなものばかりなので、野山での分類はなかなか難しいでしょう。 ヤマハギは花序が茎から突き出... 2023.07.29 9月野山の植物7月夏8月樹木マメ科
9月 エビラフジ エビラフジ(マメ科)【箙藤】 (Vicia venosa var. cuspidata) この手のクサフジ類も似たものがいろいろあって、判りづらいです。 後から写真だけで見極めるのは難しく、「オオバクサフジ」かもしれませんが、いかにも葉の先... 2016.07.03 9月野山の植物秋マメ科
9月 デュランタ・レペンス デュランタ・レペンス (クマツヅラ科) ( Duranta repens ) (別名:ハリマツリ 針茉莉 / タイワンレンギョウ 台湾連翹) いつもよく通る神保町の裏道の一角に古いお店の前に植木の茂みがあるのですが、見慣れない綺麗な花が咲い... 2016.07.03 9月秋街での植物園芸植物樹木クマツヅラ科
高山植物 イワベンケイ イワベンケイ (ベンケイソウ科イワベンケイ属)【岩弁慶】 (Rhodiola rosea) 岩場の稜線などにもしっかりと生育する高山植物です。 北海道などでは海岸の岩場にもあるそうです。 セロトニンやドーパミンを調整する向精神薬的なハーブと... 2018.08.26 高山植物山岳の植物夏7月8月ベンケイソウ科
6月 ウキツリボク ウキツリボク (アオイ科イチビ属)【浮釣木】 (Abutilon megapotamicum) 別名:チロリアンランプ、アブチロン 最近、あちこちで見るようになりましたが、最初見た時は変わったホオズキがあるなあ、と思ってました。 あるとき、... 2023.02.10 6月9月夏アオイ科街での植物園芸植物
9月 ミズヒキ ミズヒキ (タデ科イヌタデ属)【水引】 (Persicaria filiformis) これも、およそ何処にでもあるような植物ですが、その名前とともに和風な風情のある草です。 しかし、生え方によっては、ごちゃごちゃのヤブ状に茂っていることが... 2023.10.12 9月野山の植物7月10月夏11月秋街での植物タデ科
6月 ヤマトユキザサ ヤマトユキザサ (キジカクシ科マイヅルソウ属)(旧ユリ科)【大和雪笹】 (Maianthemum viridiflorum) 別名:オオバユキザサ 深い山地の林下にひっそりとした感じで咲きますが、薄緑色の細かい花はよく見ると星形で綺麗です。... 2024.10.07 6月4月7月山岳の植物10月夏5月キジカクシ科ユリ科
6月 マイヅルソウ マイヅルソウ (APG:キジカクシ科マイヅルソウ属)(ユリ科)【舞鶴草】 (Maianthemum dilatatum) 細かい白い花が可愛い、鈴蘭に近い植物です。 森林の湿った林下に群生します。 樹林の中の下草として群生している、ハート型... 2024.10.07 6月夏7月10月山岳の植物ユリ科
高山植物 ジョウエツキバナノコマノツメ ジョウエツキバナノコマノツメ (スミレ科スミレ属)【上越黄花の駒の爪】 (Viola biflora var. subpubescens) 「スミレ」という名がつかない唯一のスミレ「キバナノコマノツメ」(黄花の駒の爪)の変種です。 スミレの... 2023.01.16 高山植物山岳の植物夏7月すみれスミレ科
6月 アサギマダラ アサギマダラ (タテハチョウ科アサギマダラ属)【浅葱斑】 (学名:Parantica sita) アサギマダラは琉球や台湾への「渡り」をすることで有名ですが、夏場は主に標高の高い山地にいます。 夏に日本各地で発生した個体の多くは、秋には南に... 2023.08.11 6月タテハチョウ科7月10月8月蝶類
野山の植物 アラゲハンゴンソウ アラゲハンゴンソウ(キク科) (Rudbeckia hirta var. pulcherrima) 北アメリカ原産の帰化植物。 ハンゴンソウの中の似たものもいくつかあるが、これは花の中心の筒状花が黒いのですぐ分かります。 特定外来種なはずな... 2016.07.03 野山の植物夏8月園芸植物帰化植物キク科
10月 ショウジョウソウ ショウジョウソウ (トウダイグサ科トウダイグサ属)【猩々草】 (学名: Euphorbia heterophylla) 別名:サマーポインセチア 所沢の郊外に、用事があって出かけましたが、茶畑の脇に、遠くからでもよく目立つ真っ赤な花が。 近... 2022.08.30 10月夏8月街での植物園芸植物トウダイグサ科
6月 アカショウマ アカショウマ (ユキノシタ科チダケサシ属)【赤升麻】 (Astilbe thunbergii) 同類のチダケサシ属に、「チダケサシ」、「トリアシショウマ」と、とてもよく似たものがあるので紛らわしいです。 また、バラ科の「ヤマブキショウマ」も... 2023.07.14 6月野山の植物夏7月山岳の植物ユキノシタ科
7月 ミヤマタムラソウ ミヤマタムラソウ (シソ科アキギリ属)【深山田村草】 (Salvia lutescens var. crenata) 別名:ケナツノタムラソウ 「アキノタムラソウ」に似て数段に輪生する花序をつけますが、より山岳性で花期が早く、2本の雄しべが... 2024.08.16 7月山岳の植物夏シソ科
9月 アブチロン・ベライエロー アブチロン・ベライエロー (アオイ科イチビ属) (Abutilon hybridum Yellow) 会社の近所を歩いていたら咲いていたハイビスカス的なプランタ植えの花。 「ワタ」の花にも似ていますが、アオイ科の園芸種、アブチロン・ベライエ... 2019.12.24 9月アオイ科4月街での植物園芸植物
タテハチョウ科 スジグロカバマダラ スジグロカバマダラ (タテハチョウ科) 日本では宮古島以南の南方系の蝶ですが、インドや東南アジアなど世界的には分布は広いようです。 アメリカで大量に渡りをするオオカバマダラに近い種類ですが、それよりはかなり小型です。 毒を体内に貯めて毒蝶と... 2018.01.28 タテハチョウ科8月蝶類
タテハチョウ科 オオゴマダラ オオゴマダラ (タテハチョウ科)【大胡麻斑】 (学名 Idea leuconoe) 日本最大級の蝶といわれている大型の蝶です。 白蝶の仲間のようですがタテハチョウ科で、ふわふわとゆっくりした飛び方です。 琉球以南に分布する蝶なので、日本では... 2018.01.28 タテハチョウ科8月蝶類
8月 ミカドアゲハ ミカドアゲハ (アゲハチョウ科)【帝揚羽】 (Graphium doson) 「アオスジアゲハ」に似ている近似種ですが、もっと南方系で、中国四国以南に分布します。 八重山のミカドアゲハは本土種とはやや違う亜種のようです。 日本全体でいくつか... 2018.06.09 8月アゲハチョウ科
6月 コミスジ コミスジ (タテハチョウ科)【小三條】 (学名 Neptis sappho) ミスジチョウの仲間の中では、一番普通にいる種類で、都会の公園などでも見ることがあります。 ひーら、ひーら、という感じの独特のゆっくりした飛び方で明るい日向の林道沿... 2023.06.06 6月タテハチョウ科10月5月8月蝶類