シラビソ (マツ科モミ属)【白檜曽】
(Abies veitchii) 別名:シラベ
「コメツガ」などと並んで中部山岳の亜高山帯を代表する常緑針葉樹です。
関東や中部山岳では海抜1,500メートルから2,500メートルの亜高山帯に分布し日本固有種となっています。
同類の「オオシラビソ」と混生することも多いですが、太平洋側の雪の少ない山ではシラビソ、日本海側の多雪地ではオオシラビソが比較的優勢とされています。
北限は蔵王あたりで、東北北陸の日本海側豪雪地には分布しません。
オオシラビソよりも葉がやや長く疎らにつきます。
【Youtube 山川草木図譜チャンネル】