アカマツ (マツ科マツ属)【赤松】
(Pinus densiflora)
山地に多く、いわゆる「マツタケ山」の林を構成する松です。
海岸に多い「クロマツ」と同属の二葉松類で、針葉2本が1セットとなって生えています。
そのため、二股同士を引っ掛けて戦う「松葉相撲」で遊ぶことができます。
山でも日当たりのよい乾いた開けた場所に生え、他の樹とあまり混生しません。
というか、遷移しつつある林に多く、極相林ではあまり生育できないようです。
これには土壌の菌根菌がかかわっているようで、落ち葉などの腐植質が増えると菌根菌のフローラが変わり、松が衰弱してしまうようです。