ホラシノブ (シダ植物ホングウシダ科)【洞忍】
(Sphenomeris chinensis)
「シノブ」的な細かい葉の羊歯のいちばんポピュラーな種類のひとつです。
同様なものに「タチシノブ」がありますが、小羽片の先端が鋭角に尖っており、ホラシノブは丸くまたは平頭ぎみなので区別できます。
「洞(ホラ)」という名のわりには深山幽谷に有るわけもなく、普通に人里にも日向や乾燥ぎみのところにも生えています。
ソーラスの包膜は小葉の先端にポケット状につきます。
常緑性ですが、冬には一部が枯れていることもあります。