オクマワラビ (シダ植物オシダ科)【雄熊蕨】
(学名 Dryopteris uniformis)
半日陰の林下や林縁に生える常緑のシダで、全国に普通に生えます。
光沢のない小羽片は鈍頭で細かい鋸歯があり、ソーラスは丸く大きくつきます。
根から茎にかけ鱗片がつきます。
類似の種類に「クマワラビ」がありますが、こちらは小羽片が尖り胞子は葉の先端部だけつき鱗片は褐色、オクマワラビは鱗片が黒褐色となります。
写真の株は鱗片が薄い色ですが、その他の特徴はオクマワラビなのでオクマワラビとしました。
ただし、雑種の「アイノコクマワラビ」というのもあるようなので、それの可能性もあるかもしれません。