エゾヘビイチゴ(バラ科オランダイチゴ属)【蝦夷蛇苺】
(Fragaria vesca)
園芸作物の「イチゴ」の原種のひとつで、明治時代に渡来し北海道に帰化し、現在各地に野生化して見られます。
ヘビイチゴの名がついていますが「ヘビイチゴ」の仲間ではなく、オランダイチゴ属なので日本の野生種でいえば「ノウゴウイチゴ」や「シロバナノヘビイチゴ」の仲間です。
3小葉がヘビイチゴより大きく、1~4個の白い5弁花がつきます。
赤い走出枝(ランナー)を出し、子株を増やしてゆきます。
実は小さいですがもちろん食べられ、ジャムなどにも使われます。