シロバナニガナ (キク科ニガナ属)【白花花苦菜】
(Ixeridium dentatum subsp. nipponicum var. albiflorum)
「ハナニガナ」の白花ですが、わりあい山地性のようです。
低山から高山まで幅広く分布し、高山植物に混ざって咲いていることもあります。
山の上で正体が判るとあまり有り難みがないのですが、花弁の白がなかなか映えて新鮮な感じがします。
舌状花は、7-11枚で、普通の「ハナニガナ」と同じ。
ややこしいことに、これは正しくは「ハナニガナ」の白花というより逆に、「ニガナ」の変種である「シロバナニガナ」の黄色品種が「ハナニガナ」という位置づけのようです。