ノブドウ (ブドウ科ノブドウ属)【野葡萄】
(Ampelopsis glandulosa var. heterophylla)
藪などにごちゃごちゃ絡みついて繁殖する野生のブドウですが、食用にはなりません。
果実の色が白から緑、青やピンク、紫と色とりどりになりますが、ほとんどの実に寄生バエや寄生蜂の幼虫が虫えいを作っていることが多いそうです。
夏に咲く花は5mm程度の黄緑色の花で、葉腋から出た枝先に散状花序をつけます。
葉の形には変化が多く、切れ込みの無いものから深く切れ込んだものまであり、特に深く切れ込むものは「キレハノブドウ」とも呼ばれます。