ハナニガナ (キク科ニガナ属)【花苦菜】
(Ixeridium dentatum subsp. nipponicum var. albiflorum f. amplifolium)
平地や里山の雑草である「ニガナ」の花が、5-7枚の舌状花をもつのに対し、7-11枚で、花自体もやや大きめとなります。
こちらの方が、高い山にも広く分布し、高山性の変種との見分けが難しい場合があります。
高山型のニガナには「タカネニガナ」があります。
ややこしいことに、分類学的には「シロバナニガナ」の黄色品種が「ハナニガナ」という扱いとなっているようです。