グンナイキンポウゲ （キンポウゲ科キンポウゲ属）【郡内金鳳花】
（Ranunculus grandis var. mirissimus）
2024/06/15 三ツ峠
キンポウゲ（ウマノアシガタ）の地域変種のようで、山梨県の東部「郡内地方」に分布するという名称です。
「グンナイフウロ」と同様のネーミングですね。
正確には「オオウマノアシガタ」の変種という扱いですが、そもそも「オオウマノアシガタ」がよく判らないのですが、東北地方に多い大型のウマノアシガタのようです。
グンナイキンポウゲは、反対に通常より小型で背が低く、見た感じではウマノアシガタのように盛んに分岐して多くの花をつけるというものではないようです。
偶々なのかもしれませんが、背の低い一株一花で咲いていて、花弁の光沢も少なく、全体の雰囲気からしてウマノアシガタと別物という感じです。
葉柄や茎に毛が多く、根生葉の先端が鈍頭ということですが、鋸歯が尖らないということではなく葉の形が丸いということのようです。
山梨県：絶滅危惧種ⅠB類 (EN)
栃木県：絶滅危惧Ⅰ類 (Aランク)
群馬県：準絶滅危惧 (NT)
2024/06/15 三ツ峠
2024/06/15 三ツ峠
2024/06/15 三ツ峠
