サワヒヨドリ (キク科ヒヨドリバナ属)【沢鵯】
(Eupatorium lindleyanum var. lindleyanum)
似たものの多い「ヒヨドリバナ」の仲間で里山から亜高山までポピュラーに存在し、他のものに比べ湿地性の種類です。
花は基本、淡紅紫色で「フジバカマ」に似た感じです。
柄のない葉は対生ですが、単葉の場合と3枚に深裂から全裂する場合があり、3裂のものは「ミツバサワヒヨドリ」と呼ばれることがあります。
この場合、6枚輪生に見えるので、ごちゃごちゃした感じの「ヨツバヒヨドリ」という感じになります。
他の種類と雑種をつくる場合も多いようで、園芸販売用の「フジバカマ」(サワフジバカマ)の母種として使われるそうです。