キバナノショウキラン

キバナノショウキラン (ラン科ショウキラン属)【鍾馗蘭】
Yoania amagiensis

キバナノショウキラン

2024/06/30 高尾山

落葉広葉樹林の林下にひっそりと咲く、菌従属栄養植物(腐生植物)。

沢沿いなど湿気の多いところに生え、地中の菌類から栄養分を得て自身では光合成を行いません。

地上にいきなり花茎が出て枝分かれし、数個の花をつけます。

花は黄褐色を帯びた白色で、背萼片と側萼片が開いた内側に丸く半開しあまり開きません。

側花弁が蕊柱を包み込むようになっている下に袋状の短い唇弁があり、その下に距が顎のように突き出します。

距の外側に紫がかった斑点があるように見えます。

関東以西から四国、九州の山地に分布します。

紫やピンク色の「ショウキラン」は、もう少し高所に生育します。

環境省カテゴリ:絶滅危惧ⅠB類 (EN)
東京都:絶滅危惧ⅠA類 (CR)

キバナノショウキラン

2024/06/30 高尾山

キバナノショウキラン

2024/06/30 高尾山

キバナノショウキラン

2024/06/30 高尾山

キバナノショウキラン

2024/06/30 高尾山

キバナノショウキラン

雨の後、水の染み出るところに咲いていた  2024/06/30 高尾山

キバナノショウキラン

終わった花  2024/06/30 高尾山


【Youtube 山川草木図譜チャンネル】

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