カントウミヤマカタバミ (カタバミ科カタバミ属)【関東深山片喰】
(Oxalis nipponica subsp. kantoensis)
「ミヤマカタバミ」の変種で、関東西南部から東海地方にかけての低山地に分布する。
とはいえ、ミヤマカタバミとの違いは判りにくく、中間型もあるらしい。
東京、埼玉、高尾山や丹沢、箱根などのものは「カントウ」の分布域となるが、北関東や中部寄りではどの辺が境となるのかよく判らない。
就眠運動を行なうため、日が陰っていたり夕方近いと花が半開きで、葉も閉じていることがある。
東京都、埼玉県で絶滅危惧指定
類似する「コミヤマカタバミ」は、標高1000m以上などもっと高山に生え、花弁にピンク色の筋が入る。
【Youtube 山川草木図譜チャンネル】