カラムシ (イラクサ科カラムシ属)【苧】
(Boehmeria nivea var. nipononivea)
全国の林下や林縁の湿ったところに生え、人里周辺の低山や里山に多い多年草です。
数千年前の古代より茎の皮を繊維用に使うため栽培されてきたので、熱帯アジア原産の原種が人によって持ち込まれ広まった史前帰化植物と思われるようです。
房状につく雌雄別花は細かく目立ちませんが、雌花が枝の上の方に、雄花が下の方につきます。
「アカタテハ」の幼虫の食草となります。
【Youtube 山川草木図譜チャンネル】