ミミナグサ (ナデシコ科ミミナグサ属)【耳菜草】
(Cerastium fontanum subsp. vulgare var. angustifolium)
全国の道端や田畑などのやや湿りがちなところに普通に分布する雑草ですが、近年都会周辺や郊外では帰化種の「オランダミミナグサ」に押されて少なくなっています。
ハコベの類に似ていますが、茎が直線的に立ち全体的にシャープな印象があります。
5弁の花は先端が2裂し、雄蕊は10本で花柱は5裂します。
葉は卵型で対生し、茎や葉、萼片など毛が多く、茎や萼片は紫褐色を帯びています。
オランダミミナグサでは茎や萼が緑色で、花序がもっと密になります。
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