ミツマタ (ジンチョウゲ科ミツマタ属)【三椏】
(Edgeworthia chrysantha)
和紙の原料として「コウゾ」と並んで重要なあの、「ミツマタ」です。
沈丁花のような雰囲気の枝ぶりと質感ですが、枝は名前のようにおおむね三叉に分岐します。
冬には葉を落とし、春先に葉のない枝に花だけがまず咲きます。
「ジンチョウゲ」に似ていますが、より密集して鞠のようになります。
元々の原産地は中国南部からヒマラヤ方面です。
普通は黄色い花ですが、園芸種の「赤花」もあります。
早春に咲く花の蕾を初秋の時期から仕込んでいるようです