ミヤマハナシノブ

ミヤマハナシノブ (ハナシノブ科ハナシノブ属)【深山花忍】
Polemonium caeruleum subsp. yezoense var. nipponicum

ミヤマハナシノブ

2025/07/03 北岳

南アルプス・北岳の名物ともいえる花で、他に近くの鳳凰三山に、また北アルプス・清水岳に隔離分布するのみという希少種です。

亜高山帯の林縁や湿った草地に生育し、うす青紫の大きめの花を咲かせます。

8対ほど小葉がつく羽状複葉の独特の葉が、シダに似ていることから「シノブ」の名がありますが、シダの「シノブ」には似ていません。

雄しべの黄色い葯が薄紫の花を引き立て、とても綺麗な花です。

亜種や変種の仲間は、みな北海道に分布し「カラフトハナシノブ」など数種類あります。

環境省カテゴリ:絶滅危惧Ⅱ類 (VU)

富山県:絶滅危惧Ⅱ類
山梨県:絶滅危惧種ⅠB類 (EN)
静岡県:絶滅危惧ⅠA類 (CR)

ミヤマハナシノブ

2025/07/03 北岳

ミヤマハナシノブ

2025/07/03 北岳

ミヤマハナシノブ

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2025/07/03 北岳

ミヤマハナシノブ

2025/07/03 北岳


【Youtube 山川草木図譜チャンネル】

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