ペラペラヨメナ (キク科ムカシヨモギ属)【ペラペラ嫁菜】
(Erigeron karvinskianus) 別名:ペラペラヒメジョオン、ゲンペイコギク
何ともふざけたような名前ですが、「ヨメナ」に似た花で葉が薄っぺらいということで名付けられたようです。
しかし、ヨメナにはちっとも似ていません。
同じムカシヨモギ属の「ヒメジョオン」によく似た花なので、別名の「ペラペラヒメジョオン」の方が正しい感じですが言いにくいということでしょうか。
中央アメリカ原産で戦後に園芸逸出から野生化・帰化し、関東以南に広く分布しています。
花の色が白から赤に変色し、紅白入り混じることから「源平小菊」の園芸名をもちます。
茎が細く、匍匐・斜上する姿は、花の大きさに比べて茎や葉がたしかに「ぺらぺら」な感じはします。
川辺の石垣を好むようで、住宅街など護岸化された川沿いに群生していることが多いです。