ムラサキセンブリ (リンドウ科センブリ属)【紫千振】
(Swertia pseudochinensis)
関東以西に分布し、ススキ野原のような草原を中心に咲く花で、その名の通り紫色の「センブリ」です。
「センブリ」よりも花が大きめで草丈も高くなるようで、草姿はどちらかというと「アケボノソウ」に似ています。
うすい紫の花弁には濃い紫の条線が入り、とても美しい花です。
花弁は5弁が標準ですが、センブリやアケボノソウ同様、4-6弁のものは普通に混ざります。
センブリ同様、薬草となるようですが、苦み成分が少なく薬効は弱いそうです。
環境省カテゴリ:準絶滅危惧(NT)で、東京都や埼玉県では絶滅とされています。
土が崩れたような裸地生えることが多いようです
植栽されたものは栄養状態が良いせいか、草も大きく色合いも鮮やかなようです