コツマトリソウ (サクラソウ科 ツマトリソウ属)【小褄取草】
(Trientalis europaea var. arctica)
湿原の草むらの中の根方に埋もれるように生えている小さな花で「ツマトリソウ」の変種です。
「ツマトリソウ」よりはるかに小さく、普通に歩いていると気づきにくいくらいです。
コツマトリソウはツマトリソウの変種で湿原に生えることが多く、花は下の方の葉脇から出る細長い花柄の先に付いています。
これも「ツマトリソウ」と同様、通常7弁の花となっています。
葉の形がツマトリソウよりも丸っこく、先端が尖らない形になっています。