ムニンタイトゴメ (ベンケイソウ科キリンソウ属)【無人大唐米】
(Sedum boninense)
小笠原諸島の父島・兄島・弟島だけに生育する固有種で、海岸ではなく山の頂上付近の岩場に生えるマンネングサです。
普通の「タイトゴメ」よりも細かい葉で、ひょろひょろした感じです。
晩秋に発芽して12月頃から3月頃まで花が咲き、春頃には地上部は枯れ暑い夏の間は地下の鱗茎で耐えて過ごします。
小笠原で自生のベンケイソウ科植物は、本種と「ムコジママンネングサ」の2種類だけのようです。
環境省カテゴリ:絶滅危惧ⅠB類(EN)
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