エノコログサ (イネ科エノコログサ属)【狗尾草】
(Setaria viridis)
いわゆる「猫じゃらし」です。
犬の尾っぽに似ているから「犬ころ草」となったそうですが、空き地で遊ぶ子供にとっては一番身近な雑草かもしれません。
粟(アワ)の原種ということで、細かい実を脱穀すれば食用にすることができます。
このエノコログサ自体も、縄文時代に粟の伝来とともにやってきた史前帰化植物のようです。
大きくひとくくりにすれば「猫じゃらし」ですが、「アキノエノコログサ」「キンエノコロ」「コツブキンエノコロ」「ムラサキエノコログサ」「ハマエノコログサ」など、いろいろなバリエーションがあります。