キンエノコロ (イネ科エノコログサ属)【金狗尾】
(Setaria pumila) 別名:キンエノコログサ、ナガボノキンエノコロ
「エノコログサ」の仲間のバリエーションのひとつで、総苞毛が黄色から黄褐色になるので、日光を浴びると黄金色に見え綺麗です。
全国の草地や路傍に普通に群生する雑草で、エノコログサ類の中で小穂が最も大きくなる種類なので、花穂のぶつぶつした感じが目立ちます。
日本には縄文時代に入ってきたエノコログサよりも古くから自生しているそうです。
花穂や小穂が小型の「コツブキンエノコロ」がありますが、区別せず同種とする説もあります。