コウシンヤマハッカ (シソ科ヤマハッカ属)【甲信山薄荷】
(Isodon umbrosus var. latifolius)
「イヌヤマハッカ」または「カメバヒキオコシ」の変種とされ、山梨県・長野県南部・静岡県・愛知県にかけての山地に分布。
たしかに、花の落ちた後の萼片が、尖った5裂のやや唇形になっており、カメバヒキオコシにそっくりです。
カメバヒキオコシの葉先が「亀葉」になっていないタイプといえば一番近いかもしれません。
深い森の中で、やや開けて明るくなっている場所(標高約2000m)に群生していました。