ユーパトリウム(セイヨウフジバカマ) (キク科コノクリニウム属)【西洋藤袴】
(Conoclinium coelestinum) 別名:青花フジバカマ
「ユーパトリウム」というのは、「フジバカマ」や「ヒヨドリバナ」などが属しる「ヒヨドリバナ属」の属名で、園芸上では主にこの西洋フジバカマのことを呼んでいるようです。
しかし、以前は同属とされていた西洋フジバカマは近年別属の「コノクリニウム属」に分割され、「ユーパトリウム」というシノニム名が園芸名として残っています。
外来園芸種の常で、和名(園芸名)が各種混乱しているようで、「宿根アゲラタム」の名でも呼ばれますが「アゲラタム」はカッコウアザミ属の全くの別物です。
淡い藤色の細かい花は見栄えがするので、最近よく植えられているようです。
また生育が極めて強健とのことで、一部逸出したものが野生化しているようです。
原産地はアメリカ南東部~メキシコです。