ヒレハリソウ(コンフリー) (ムラサキ科ヒレハリソウ属)
(学名:Symphytum officinale)
英名の「コンフリー」が一番名前の通りがよいでしょう。
ヨーロッパから西アジア原産の草で、現地では古くから薬草として知られてきました。
日本では昭和40年代に健康野菜としてブームになり、家庭でも栽培され、若葉を「驚異の健康食」としてもてはやされていました。
また、葉の粉末や錠剤などもクロレラなどのようなサプリメントとして販売されていました。
ところが後年、長期間過剰に摂食すると肝障害を起こすアルカロイドが含まれることが発覚、有毒植物として厚生労働省によって食品としての販売が禁止されました。