ナツツバキ (ツバキ科ナツツバキ属)【夏椿、沙羅】
(Stewartia pseudocamellia) 別名:シャラノキ(娑羅樹)
ナツツバキは特徴的な花と幹の模様で判りやすい樹です。
白い5弁花は薄い花弁の縁が紙をちぎったように細かいギザギザになっています。
花は朝開花して夕方には落花してしまう一日花です。
幹は赤褐色ベースに灰色のカモフラージュ柄となっています。
「沙羅双樹」とも言われていますが、お釈迦様の沙羅双樹とは違うものだそうです。
東北地方南部以西の本州、四国、九州の山地に自生します。
同属の「ヒメシャラ」は、花も木も小柄で幹が赤くつるつるしています。
庭のナツツバキが咲き始めてます。
というか、すでにいくつかの花は咲き終わって地面に落ちています。
いっせいにたくさん咲くのではなく、ばらばらと咲き続けるようですね。