イワニガナ(ジシバリ)

イワニガナ (キク科タカサゴソウ属)【岩苦菜】
Ixeris stolonifera) 別名:ジシバリ(地縛り)

イワニガナ(ジシバリ)

2023/04/17 東村山市

遠くから何気なく流し見すれば、「何だタンポポか」で終わってしまいそうな花ですが、よく見れば全く違います。

花茎がいやにひょろひょろして長く、花の舌状花がタンポポよりはるかに少なく、といって「ハナニガナ」より大きく、何よりも、この手の草としては異例のまん丸い葉です。

生え方も、匍匐枝をだしてひょろひょろと這う感じになります。

この、匍匐枝が地面を縛る感じが名前の語源だそうです。

もっと大型で葉が長い、よく似た「オオジシバリ」という近縁種があります。

また、高山型の変種として「ミヤマイワニガナ」があります。

ジシバリ

2017/05 高尾山

ジシバリ

2017/05 都立薬用植物園

ジシバリ

2019/04 野川公園

ジシバリ

2019/04 神代植物公園

ジシバリ

2015/06/10 智光山公園

ジシバリ

2021/05/04 野川公園



【Youtube 山川草木図譜チャンネル】

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