センニンソウ (キンポウゲ科センニンソウ属)【仙人草】
(Clematis terniflora)
密生する純白の4弁の萼片と蕊がとても美しいつる植物です。
センニンソウ属は「クレマチス」のことで、あのカザグルマが同属です。
キンポウゲ科の常で、これも毒草ですが、その成分を利用して扁桃腺炎の薬草としても使われていたそうです。
たいへんよく似た花に「ボタンヅル」がありますが、これは花の雄しべがさらに長く、葉に大きな鋸歯があるので見分けられます。
花後のセンニンソウ。花柱が残って、これから実になります。
完全に枯れ切ると綿毛となります
センニンソウ