ミシマサイコ (セリ科ミシマサイコ属)【三島柴胡】
(Bupleurum scorzoneraefolium var. stenophyllum)
漢方薬の原料「柴胡」として、古くから栽培され静岡県三島付近が良産地とされていたため名前がついたとのことです。
柴胡=【薬効】解熱作用、消炎作用、鎮痛作用、鎮静作用、抗菌作用、抗ウイルス作用
今でも多く栽培されていますが、一方野生自生のものは少なくなっており、環境省カテゴリ絶滅危惧Ⅱ類(VU)で、いくつかの県では絶滅認定されています。
花弁が内側に曲がりこんだ独特の小さな黄色い花をたくさんつけます。
黄色が鮮やかな繊細な花です。