狭山湖

1月

スズメ

スズメ (スズメ科スズメ属)【雀】 (Passer montanus ) およそ日本中の人里にどこにでもいるスズメは、あまりに日常的なので「カラス」同様、あまりバードウォッチングや撮影の対象にもならず、いささか無視される存在のようです。 ま...
9月

コゴメガヤツリ

コゴメガヤツリ (カヤツリグサ科カヤツリグサ属)【小米蚊帳吊】 (Cyperus iria) 本州以南で身近にどこにでもある雑草で、日当たりが良くやや湿気のある土手や畦などに普通に見られます。 花序の付け根から4-5枚の苞葉が出て、そのうち...
1月

トモエガモ

トモエガモ (カモ科マガモ属)【巴鴨】 (Anas formosa) シベリア東部で繁殖し、冬になるとやってくる冬鳥です。 カモ類の中では小型で、雄の頭の模様が独特で「巴」の名の由来となっています。 雄は胴体脇に白線が入り、肩羽が2-3本の...
1月

ヒドリガモ

ヒドリガモ (カモ科マガモ属)【緋鳥鴨】 (Anas penelope) 普通に見られるカモで、「マガモ」の群れなどに混ざっていることも多いようです。 雄は遠目にも判りやすい赤茶色の頭でおでこがベージュです。 体はグレーですが、胸がピンクが...
1月

ヒバリ

ヒバリ (スズメ目ヒバリ科ヒバリ属)【雲雀】 (Alauda arvensis) 春を告げる鳥として有名ですが、基本的に留鳥なので春だけでなく冬もいます。 春の繁殖期のように縄張り争いなどしない冬には、ほとんど鳴くこともなくひっそり暮らして...
野山の植物

カキネガラシ

カキネガラシ (アブラナ科キバナハタザオ属)【垣根芥子】 (Sisymbrium officinale) 「ヤマハタザオ」を黄色い花にして、横にひょろひょろ伸ばしたような草で、ヨーロッパ原産の帰化植物です。 茎はよく分枝して四方に広がり、密...
野山の植物

セイヨウヒキヨモギ

セイヨウヒキヨモギ (ハマウツボ科セイヨウヒキヨモギ属)【西洋引蓬】 (Bellardia viscosa) 堤防の草むらにチガヤやツメクサなどに混ざって立つ黄色い花。 まっすぐ直立してなかなか見事な立ち姿です。 しかしこれはヨーロッパ原産...
野山の植物

ヒメイワダレソウ

ヒメイワダレソウ (クマツヅラ科イワダレソウ属)【姫岩垂草】 (Phyla nodiflora var. minor 南アメリカ原産の園芸植物で、グランドカバーに好んで使われます。 葉が多肉的に厚手で先半分だけ鋸歯があります。 ちょっと八重...
野山の植物

チガヤ(フシゲチガヤ)

チガヤ(フシゲチガヤ) (イネ科チガヤ属)【茅萱】 (Imperata cylindrica var. koenigii) 街から野山までどこにでも見られる雑草の「チガヤ」ですが、別名「フシゲチガヤ」といわれます。 茎の節部や葉鞘などに長い...
9月

オオニシキソウ

オオニシキソウ (トウダイグサ科トウダイグサ属)【大錦草】 (Euphorbia nutans) 北アメリカ原産の帰化植物で、河原や荒れ地、路傍や畑などに、主に関東以西に広く自生しています。 「コニシキソウ」や「ニシキソウ」に似ていますがず...

ミゾコウジュ

ミゾコウジュ (シソ科アキギリ属)【溝香需】 (Salvia plebeia) 東北南部から四国、九州、沖縄まで広く分布する、本来どこにでもある雑草のはずですが、各地で絶滅危惧となっています。 日当たりの良い湿地という、どこにでもありそうで...
3月

マガモ

マガモ (カモ科)【真鴨】 (学名:Anas platyrhynchos platyrhynchos) 冬に日本列島に渡ってくる渡り鳥で、家禽であるアヒルの原種ですが、アヒルと生物学的な違いはないそうです。 青首の雄は一目で判りますが、雌と...
1月

シジュウカラ

シジュウカラ (シジュウカラ科)【四十雀】 (Parus minor minor) 「スズメ」を別にすれば、野鳥の小鳥の中でももっとも身近な種類ではないでしょうか。 冬から春に向けた季節に、木の芽や蕾をついばみながら「ツツピー・ツツピー」と...
10月

ハクセキレイ

ハクセキレイ (セキレイ科セキレイ属)【白鶺鴒】 (学名:Motacilla alba lugens) セキレイの仲間の中でも、一番眼にする機会の多い種類です。 遠目に似ている「セグロセキレイ」よりも、街中などでもよく見られます。 「セグロ...
1月

タヒバリ

タヒバリ (セキレイ科タヒバリ属) (学名:Anthus rubescens japonicus) 水田や水辺に多く、地面をちょんちょんと歩きながら餌をあさっています。 「ヒバリ」に似ていますが頭まわりに柄が無くすっきりしています。 冬鳥と...
1月

コサギ

コサギ (サギ科)【小鷺】 (Egretta garzetta) いわゆる「白鷺」の代表で、東京近辺でもいちばん普通に見られる親しみあるサギです。 白鷺と俗称される鷺には、「コサギ」、「チュウサギ」、「ダイサギ」があり、「大中小」と安易なネ...
3月

ツグミ

ツグミ (ツグミ科ツグミ属)【鶇】 (学名:Turdus eunomus) たいへんポピュラーな野鳥ですが、日本では冬鳥で、シベリア方面から渡ってきて里や町では真冬によく見られます。 わりあい開けた地面に降りてくることが多いので観察しやすい...
6月

モンキチョウ

モンキチョウ (シロチョウ科)【紋黄蝶】 (Colias erate) 公園などでもポピュラーな、広く親しまれる蝶ですね。 昔、子供の頃の東京の街中では、圧倒的にモンシロチョウが多く、モンキチョウはややレアな蝶だった感じです。 今はモンシロ...
9月

ツルボ

ツルボ (APG:キジカクシ科ツルボ属)(旧:ユリ科)【蔓穂】 (Barnardia japonica) 秋のはじめに、草むらのあちこちから薄むらさきの穂状の花を立てる可憐な花です。 じつは、春に葉を出して一旦夏に枯れ、夏の終わりにまた葉を...
6月

ミヤコグサ

ミヤコグサ (マメ科ミヤコグサ属)【都草】 (Lotus corniculatus var. japonicus) 春の丘陵の日当たりのよい場所に、鮮やかな黄色。 いかにもマメ科らしい花がぽつぽつと咲いています。 全国に広くある、ほぼ雑草と...
9月

センニンソウ

センニンソウ (キンポウゲ科センニンソウ属)【仙人草】 (Clematis terniflora) 密生する純白の4弁の萼片と蕊がとても美しいつる植物です。 センニンソウ属は「クレマチス」のことで、あのカザグルマが同属です。 キンポウゲ科の...
6月

ヤマハタザオ

ヤマハタザオ (アブラナ科ヤマハタザオ属.)【山旗竿】 (Arabis hirsuta) 名前の通り一本の旗竿のように長く高く伸びた草です。 鋸歯の有る葉は下よりの方にまばらに付いていて、頂上には、いかにもアブラナ科らしき白い4弁花。 別に...
6月

ユウゲショウ

ユウゲショウ (アカバナ科マツヨイグサ属)【夕化粧】 (学名: Oenothera rosea) 別名:アカバナユウゲショウ 明治時代に観賞用として移入された帰化植物。 現在は普通の雑草として、街中から里山まで生育しています。 元が観賞用だ...
6月

ヒメウラナミジャノメ

ヒメウラナミジャノメ (タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)【姫裏波蛇目】 (Ypthima argus) 里山の水田まわりや、河原などにポピュラーな蝶。 地味ながら、羽裏の波模様が細かく綺麗です。 野菊にさかんにやってきています。 主な食草...
野山の植物

ツリガネニンジン

ツリガネニンジン (キキョウ科ツリガネニンジン属) 【釣鐘人参】 (Adenophora triphylla var. japonica) その名の通り、ベルのような花を輪生につけて、里山から亜高山まで、山野の愛らしい花の筆頭格とも思います...