ヒメヒオウギ (アヤメ科ラペイルージア属)【姫檜扇】
(Anomatheca laxa)
可愛い園芸花ですが、清楚なわりに生命力強く、こぼれ種から自然に増えるので庭で徐々に野生化しています。
小さくてもよく目立つ花で、6弁の花弁の下3弁に赤い斑が入りワンポイントとなっています。
この赤い斑は、赤、白、ピンクなどどれにも入っていてこの花の特徴となっています。
園芸名「アノマテカ」とも「ヒメヒオウギアヤメ」とも呼ばれます。
南アフリカ原産で、同じ南アフリカ原産の要注意帰化植物「ヒメヒオウギズイセン」と名前がたいへん紛らわしい。
真っ白に見える白花も上はごく薄く緑っぽく、下半分はわずかに薄紅です。
花のあとに実をつけてきました。
清楚な花のわりには、実はやけにごっついです