オガラバナ (ムクロジ科カエデ属)【麻幹花】
(Acer ukurunduense) 別名:ホザキカエデ
亜高山に生えるカエデの仲間で、「ミネカエデ」などと同様のところに生育します。
樹高数メートルの小高木で、長い葉柄の先に掌状に中裂した葉をつけます。
歯の表面は皺っぽく、縁には欠刻状の乱鋸歯があります。
花序は円筒型の穂状に直立し、100個以上の細かい黄緑色の花をつけます。
花が終わって果期に移行する前に花序は疎らになるようです。
葉の感じは「アサノハカエデ」に似ています。
また、ユキノシタ科の「コマガタケスグリ」にも似ています。