タカネナナカマド (バラ科ナナカマド属)【高嶺七竃】
(Sorbus sambucifolia)
「ナナカマド」の仲間ですが、より高山性、寒冷地性で、本州中部以北と北海道の亜高山帯から高山帯に生育します。
花がナナカマドより大きく花序が少なく、花の色が純白でなく赤みを帯びています。
大きめの花弁は全開せず、十数個が垂れ下がるように咲き、ちょっと枯れかけのような感じに見えます。
葉は光沢があり、全体に鋭い鋸歯があり、羽状複葉の小葉は3-5対で少なめです。
葉序全体にナナカマドのような繊細さが無く、ちょっと荒々しい印象を受けます。