コマツヨイグサ

コマツヨイグサ (アカバナ科マツヨイグサ属)【小待宵草】
Oenothera laciniata

コマツヨイグサ

2024/05/08 富士市

北アメリカ原産の帰化植物で、本州以南の全国に帰化しています。

マツヨイグサの仲間の中でも一番小型で、海岸や河川などの乾いた砂地や道路沿いなどに匍匐した感じで茂ります。

茎には開出毛があり、茎葉は無柄で不規則な低い鋸歯があります。

ロゼット状の根生葉や下の方の葉は切れ込みが深く、タンポポのようになります。

花は2-3cmほどで綺麗な淡黄色ですが、萎れると赤くなります。

同様に小型の「メマツヨイグサ」は、茎が立ち上がり花が赤くなりません。

明治後期ごろに渡来したようで、現在は生態系被害防止外来種リストに記載され(旧要注意外来生物)、各地で駆除対象とされています。

コマツヨイグサ

2024/05/08 富士市

コマツヨイグサ

2024/05/08 富士市


【Youtube 山川草木図譜チャンネル】

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