メマツヨイグサ (アカバナ科マツヨイグサ属)【雌待宵草】
(Oenothera biennis)
マツヨイグサ属は全てアメリカ大陸原産で、メマツヨイグサは明治時代に入ってきた北アメリカ原産の帰化植物です。
この仲間の黄花の種類の中で一番普通に見られる種類で荒れ地や河原、空き地などに生えるパイオニア植物でもあります。
夕方ごろから全開し朝にはしぼむ一日花で、「マツヨイグサ」や「コマツヨイグサ」と違いしぼんだあともあまり赤くなりません。
茎には開出毛が多く、類似した「オオマツヨイグサ」と違い赤い斑点がありません。
葉は先端が尖り、浅くゆるい鋸歯があります。