タケシマラン (ユリ科タケシマラン属)【竹縞蘭】
(Streptopus streptopoides subsp. japonicus)
薄暗い感じの針葉樹林下にひっそりと生育し、「アマドコロ」や「ナルコユリ」に似た姿で、互生する葉の下に細い花茎を伸ばし一個づつの花が吊り下がって咲きます。
6枚の先の尖った白色~淡紅色の花被片は反り返ります。
本州中部地方以北の山地帯上部から亜高山帯に分布します。
類似する同属の「オオバタケシマラン」がありますが、これはもう少し高山性で大型であり、花茎が屈曲し葉が茎を抱きます。