タイワンツクバネウツギ (スイカズラ科ツクバネウツギ属)【台湾衝羽根空木】
(Abelia chinensis var. ionandra)
日本では奄美大島、沖縄本島、石垣島の海岸や山地の岩地に稀に生育する希少種で、「ツクバネウツギ」や「アベリア」の仲間です。
石灰岩の岩場に生える低木で枝先に密な花序をつけます。
漏斗型の白色の花は5裂し、花冠の付け根にあるへら型の萼片は5枚開出し、花が落ちた後も残り「ツクバネ」状に目立ちます。
分布の中心は台湾のようです。
環境省カテゴリ:絶滅危惧ⅠA類(CR)
鹿児島県:絶滅危惧Ⅰ類
沖縄県:絶滅危惧ⅠA類(CR)
【Youtube 山川草木図譜チャンネル】