クルマバザクロソウ (ザクロソウ科クルマバザクロソウ属)【車葉柘榴草】
(Mollugo verticillata)
道端や畑の縁などの裸地状のところに生える雑草です。
「コニシキソウ」や「スベリヒユ」などと同じようなところに生え、同様に地面を這うように茎を伸ばします。
中南米原産の帰化植物で、江戸時代末期ごろに渡来したと言われています。
同科の在来種である「ザクロソウ」によく似ていて同様のところに生えますが、偽輪生する葉が4-7枚であること、花が葉腋から直接出て分岐しない点などで見分けられます。
4-5mmの小さな花は花弁は無く、緑白色で5枚の萼片をもち緑色の3脈があります。
ヘラ型の根生葉がロゼット状になっています。
同科の在来種「ザクロソウ」と混生している
【Youtube 山川草木図譜チャンネル】