キバナノコギリソウ (キク科ノコギリソウ属)【黄花鋸草】
(Achillea filipendulina)
コーカサスなど中央アジアから南西アジア原産で、明治時代に園芸用に導入されたもので、日本の「ノコギリソウ」とは全く異質な印象の花です。
「セイヨウノコギリソウ」と比べても遥かに大型で密な花序で10-15cmもありますが、個々の花は意外と小さく3-5mmくらいです。
葉はノコギリソウらしく深裂しますが大型で、そこまで細かく細裂していません。
畑や住宅地、公園まわりなどに野生化している場合があるようです。