ノコギリソウ (キク科ノコギリソウ属)【鋸草】
(Achillea alpina subsp. alpina var. longiligulata)
本州と北海道の標高の高い高原や山地の草原などの、やや湿地状のところに生育します。
キク科らしく頭花は舌状花と筒状花からなり、白い舌状花は5-7個が花弁状につき、先が丸く3裂します。
ノコギリの名の元になったのは葉で、深く切れ込んだ独特の細い葉です。
外来帰化種の「セイヨウノコギリソウ」がよく似ていて、似た場所に生えますが、葉の切れ込みが極端に深く細かいので区別できます。
セイヨウノコギリソウとともに、薬草として使われます。