ヒカゲノカズラ (シダ植物ヒカゲノカズラ科)(ヒカゲノカズラ植物門)
(Lycopodium clavatum)
ヒノキの森の中で、一瞬、杉の枝が落ちているのかと思ったら、「ヒカゲノカズラ」だった。
緑のモールのような太ひものような植物で、巨大な苔のようでもあるが、シダ植物の一種。
ヒカゲノカズラ植物は、古生代に大繁栄して、現在の石炭の元になった「リンボク」や「フウインボク」などの巨樹の仲間で、「生きた化石」的な古い種族です。
谷川岳の草原では、つくしの群れのように胞子のうをにょきにょきと立ち上げていました。